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時は短く、一日は長い。 ふりかえる君の描く つむじ風。 鳶に狩りを 鷹に血の匂いを 忘れさせる 君のつむじ風。 君がはにかむ 春の息吹 木枯らしは 君の冷たさを 思い起こさせる 道端の草にも優しく慰撫する 風の道行きを妬くは おこがましい 私の性か 鋭く 抉るように潜り込み 全てを握り 振り切るように剥き出す 容赦ない君の 悲しいまでに透明な 実直な風よ つむじ風よ 愛しさを以って、手を差し伸べる 君に空を見せんが為に 君に天のソラと 君へ地のソラを 時は短く、一日は長い。 この一日へ終生の加護を Bon anniversaire, Kamiru ! |